周囲に遠慮することなく楽器を演奏できる防音室にしよう

住環境とご近所トラブル

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自衛と配慮

マンションなどで、一番多いご近所トラブルが何か、ご存知でしょうか。実は、「騒音」なのです。物理的なダメージや被害を受けるわけでもなし、音くらい、と思うかもしれません。しかし、騒音の問題は非常に難しいのです。自分が気にならない音でも、他の人には妙に耳について気に障っていることもあります。逆に、他の人が立てている音が、自分にはどうしても不快で仕方ない場合もあり得ます。それが足音や家電などのごく普通の生活音であったとしても、個人の感じ方や状況によって、「騒音」となってしまう場合があるのです。この怖いところは、自分が被害者にも加害者にもなりえてしまうということです。ひどいときには両方という場合さえありえます。そうならないためにも、騒音対策を考える必要があります。まず大原則は、「時間を考える」ということです。掃除機や洗濯機の音は、昼間は気にならなくても、夜になると案外大きく聞こえるものです。最低限、隣近所が静かになる時間帯には自分も静かにすること。マナーの問題のようにも思えますが、これも立派な騒音対策です。さらに、もっと積極的な騒音対策もできます。特に問題が発生していないなら、大がかりなことをする必要はありません。防音マットやカーペットを敷くだけでも、自分の足音を軽減し、下の部屋の音を聞こえにくくできます。テレビやオーディオを壁際から離したり、隣と接している壁に本棚を置いたりするだけでも、音は伝わりにくくなります。もっとやるなら、洗濯機など音の出る家電の周囲だけでも壁に遮音パネルを張るといいでしょう。ちょっとした工夫程度でも、騒音対策は十分可能なのです。